アイカフェファームが取り扱うオーガニック野菜の多くはファーマン井上農場によって育てられたもの。
ファーマン井上農場代表 井上能孝さんは、高校2年生の時にホームステイで訪れたアメリカ・オレゴン州の大規模農場の景色と自由な雰囲気に感動し、農家になることを決心。その後、埼玉県小川町で有機農業を実践する「金子美登さん」との出会いを通し、有機農業の魅力を知る。埼玉で3年間研修を受けた後、北杜市(旧北巨摩郡)に移住して就農。2010年には全農家数の0.2%しかいない有機JAS認証を取得。
ファーマンの特徴は、農作物の生産・販売にとどまらず、新規就農者の支援や福祉施設との連携、農業体験を積極的に受け入れているところ。これまで8年ほどで約20人の研修生を受け入れてきたほか、2012年からは地域の2か所の社会福祉施設と連携。農業体験や企業の研修も積極的に受け入れ、年間約2500人がファーマンの農場を訪れています。